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2025年01月09日
空き家の相続には税金がかかる!注意すべき税金についても解説
相続の際は遺産分割や手続きで忙しくなります。
そのため、税金について「考えていなかった」「忘れていた」と困ってしまうケースも少なくありません。
そもそも相続に税金がかかるとご存じない方もいらっしゃることでしょう。
空き家などを相続すると税金がかかります。
空き家などの相続の際に、
・具体的にどのような税金がかかるのか
・注意すべき税金は何か
を専門業者が解説します。
■空き家の相続にかかる税金は主に3種類
空き家の相続にかかる税金は主に3種類あります。
1.相続税
相続税とは遺産にかかる税金のことです。
空き家の相続のみにかかる税金ではなく、相続する遺産の額などによって課税されるかどうかが変わってきます。
日本では相続税がかからないケースがほとんどです。
ただ、預金や有価証券、他不動産などの遺産が多いケースでは相続税がかかる可能性があります。
念のために税理士に確認しておくことをおすすめします。
2.登録免許税
登録免許税とは不動産登記の際にかかる手数料のような税金のことです。
空き家など不動産を相続すると被相続人(亡くなった方)から相続人へと名義を変更します。
名義の変更は相続登記によって行います。
相続登記など必要な登記の内容に応じて登録免許税を納付しなければいけません。
3.固定資産税
固定資産税とは、物件や土地を所有しているとかかる税金です。
人が住んでいない空き家や、使っていない土地についても固定資産税が課税されるルールになっています。
空き家を相続して所有し続ける限り課税される税金が固定資産税です。
■空き家の相続で注意すべき税金
空き家の相続で注意したいのは固定資産税です。
登録免許税は登記手続きにかかる税金なので、税金の納付は登記手続きのときだけになっています。
相続税はそもそも課税される相続ケースが少ないという特徴があります。
加えて、相続時に納付を要する税金なので、毎年課税されるというわけではありません。
対して固定資産税は、毎年課税される税金になっています。
相続した空き家を住まず、運用せず、放置しておいても、固定資産税はかかってしまいます。
たとえば相続した空き家の固定資産税が毎年20万円だった場合、10年で200万円もの税金負担が発生する計算です。
相続した空き家を所有し続ける限り固定資産税がかかるため、要注意の税金だと言えるでしょう。
また、固定資産税は空き家の管理状況が悪いと最大で6倍になる可能性があります。
相続した空き家に住む予定がない。
相続した空き家を放置している。
いずれ空き家を処分したいと考えている。
このようなケースでは、固定資産税のことも考えて早めに売却などで対処することをおすすめします。
■最後に
空き家の相続には税金がかかります。
特に注意したいのは、相続した空き家を所有しているだけで毎年課税される固定資産税です。
空き家を放置していると、住む予定も運用する予定もない空き家のために税金を納付し続けなければいけません。
住む予定も運用する予定もない空き家なら、放置せず、早めに売却することをおすすめします。
当社は相続物件や相続土地の扱いを得意としている専門業者です。
相続した空き家の売却なら、函館不動産売却相談センターにお任せください。
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